
グラスの淵に塩がまぶしてあるマルガリータ。テキーラと塩がマッチしたカクテルは、人気も高いですね!今回はマルガリータの味やから自宅で作る際に役立つ3つのポイントなどを元バーテンダーがご紹介します!
マルガリータとは?
マルガリータはテキーラベースのショートカクテルで、グラスの淵に塩がついているのが特徴的です。
マルガリータの由来
マルガリータは1949年にロサンゼルスで考案され、カクテルコンテストで3位に入選し知られるようになりました。その由来は悲しく、ジャンデュレッサー(バーテンダー)の恋人マルガリータが狩猟場で流れ弾にあたり亡くなったのを偲んでつけられたと言われています・・
テキーラという陽気なお酒印象とは裏腹に、ちょっと悲しい歴史もあるんですね・・
マルガリータの度数・味
マルガリータの度数は約20%〜28%とカクテルの中では強めのカクテルです。なので美味しいからと言って飲みすぎたら酔いやすくなります・・!
マルガリータの味は、テキーラとホワイトキュラソーというオレンジリキュールが上手く混ざり合いさっぱりとした味わいです。さらに塩が入ることでほのかに甘みも感じ、バランスがいいカクテル。テキーラ好きな方は必ず飲んでもらいたいカクテルです!
マルガリータの作り方
マルガリータはショートカクテルに分類されるので、シェークという技法を使い作っていきます。また、グラスに塩をつけるときもポイントがいくつかあるので後にご紹介します。
- テキーラ:30ml
- コアントロー:15ml
- ライム:15ml
- 塩
作り方/レシピ
- トレーに塩を広げる
- カクテルグラスの淵にライムの液体をつける
- カクテルグラスの淵を塩の入ったトレーにつける
- シェーカーに材料を入れてシェーク
- カクテルグラスに注ぐ
マルガリータを作る3つのポイント
1.カクテルグラスに塩をつけるときは必ず口を下にする
カクテルグラスにライムをつけ、塩をつけるときは必ずグラスを下にしましょう。
なぜなら、グラスにライムがついた状態で普通に置くと、ライムの液体が下に流れ、グラスがベタベタになっちゃうからです!きれいに塩をつけるにも、グラスにライムの液体をつけたらそのまま塩をつけるようにしましょう。
2.塩をつけるときは押し付けないで!
グラスに塩をつけるときのポイントなのですが、押し付けないようにしましょう。押し付けるようにつけると、グラスの淵の上に塩が付かなくなり見た目も悪くなってしまうので、さっとつけるのがポイントです!
3.シェークは長くしすぎないように!
シェークは長くならないようにしましょう!というのも、シェークが長過ぎると氷が溶けて水っぽくなってしまうからです。とはいえ、短すぎても混ざって無かったりするので、その塩梅を身に着けることが大切です。
以下の記事ではシェークのポイントをまとめているので、興味がある方は見てください!
カクテルシェーカーの使い方!美味しく作るコツ、教えます!
マルガリータに似たカクテル
1.ホワイトキュラソーを使用したカクテル
ベースを変えるだけで、他のカクテルになります!
例えば、テキーラをジンに変えると「ホワイトレディ」。ラムに変えると「XYZ」と言ったカクテルになります!
2.フローズンマルガリータ
フローズンマルガリータは、マルガリータをフローズンスタイルで飲むカクテルです。作家で有名な「ヘミングウェイ」が大好きなカクテルでもあります!暑い夏にぴったりのカクテルで程よいテキーラのアルコールとキンキンの冷たさが癖になるカクテルです!
- テキーラ:30ml
- ホワイトキュラソー:15ml
- ライム;15ml
- 砂糖:1tsp
作り方/レシピ
- ソーサー型グラスを塩でスノースタイルにする
- ブレンダーに材料を入れ、クラッシュドアイス1カップと共に「ブレンドする
- グラスに注ぎ、ストローを添える
3.ソルティドッグ
ソルティドッグは、マルガリータと同じグラスに塩が付いてあるカクテルです。ウォッカとグレープフルーツを使用したシンプルでさっぱりとしたカクテル。また、塩もよくマッチして若干の甘さも感じられるカクテルです。
- ウォッカ:30ml
- グレープフルーツ:30ml
作り方/レシピ
- ロックグラスを塩でスノースタイルにする
- ボストンシェーカーに材料を入れシェークする
- グラスに注ぐ
4.テコニック
テコニックとは、テキーラをトニックウォーターで割ったカクテルのことです!意外と知られていないカクテルですが、テキーラが好きな人やさっぱり系のカクテルが好きな方におすすめのカクテルです。
- テキーラ:30ml
- トニックウォーター:適量
- カットライム:1/6
作り方/レシピ
- グラスにライムを絞る
- 氷を入れジン・トニックウォーターを注ぐ
マルガリータはちょっと寂しい歴史があるカクテル
アルコールが強く、さっぱりとして愛され続けているカクテルですが、実は悲しい物語もあったのですね。。テキーラと塩はとても相性がいいので甘さっぱり飲めテキーラカクテルの代表でもあるので、飲んでいない方はぜひこの機会に飲んでみてください!