- 東京會舘ジンフィズとは?
- 東京會舘ジンフィズの作り方
- 【番外】ちょっと変わったカクテルのご紹介
こんにちは、元バーテンダーのひょーがです!
東京會舘ジンフィズってご存知でしょうか?牛乳が入ったちょっと変わったジンフィズなのです。
牛乳が入って味はどうなの・・・と思う方いるかもしれないですが、以外と美味しいのです。。今回は東京會舘ジンフィズの歴史や作り方・レシピをご紹介します!
東京會舘ジンフィズとは?
東京會舘ジンフィズとは、その名の通り、東京會舘というホテルで作られたジンフィズです。
東京會舘ジンフィズの誕生
戦後、東京會舘はGHQの本部とも近いことから、アメリカ軍の将校たちのバーとしても盛り上がっていました。
お酒が好きな将校たちは、朝からお酒を飲みたいのですが少し引目を感じたのか、お酒だと分かりにくい飲み物とオーダーをしたことから、「牛乳入りのジンフィズ」が誕生したそうです。
仕事がかったるい方、朝から元気(アルコール)をチャージした方・・・缶コーヒーではなく牛乳入りのジンフィズなんてどうですか??笑
東京會舘ジンフィズの味
東京會舘ジンフィズの味は、一言でいうとカルピスソーダを飲んでいるような味わいです。
私自身ぶっちゃけ牛乳は飲めないのですが、東京會舘ジンフィズなら飲めるという奇跡を発見しました。
牛乳とレモンの酸味が爽やかな味を出し、ソーダの炭酸が口の中で弾け、なんとも言えない味わいです。
こんなにカルピスのような味なら、カルピスって牛乳とレモンで作られているっけ?と調べて見たら、カルピスの原料は生乳に乳酸菌と大豆酵母を加えて発酵させたものに砂糖を加えているらしいです。。。
これは、納得ですね。
カルピスがお好きな方は、ぜひ作ってみてください!東京會舘ジンフィズの作り方をご紹介します。
東京會舘ジンフィズの作り方
東京會舘ジンフィズの作り方は、以下です。
- ジン:45ml
- 牛乳:60ml
- レモンジュース:15ml
- 砂糖:1tsp
- 炭酸:適量
作り方/レシピ
- 炭酸以外をシェークし、グラスに注ぐ
- 氷を入れ、炭酸を注ぎ完成!
強めにシェークしてミルクを泡立たせるイメージでシェークすると、より美味しく作れます。
シェークのやり方はなどは、以下の記事に詳しく書いてあるので興味がある方はぜひご覧ください!
>>カクテルシェーカーの使い方!美味しく作るコツ、教えます!
【番外】ちょっと変わったカクテルのご紹介
ここからは、東京會舘ジンフィズのようにちょっと変わったカクテルをご紹介します。知っているカクテルはありますか???
1.ピンク・レディ
卵白を使用するカクテルで一番メジャーなカクテルではないでしょうか?卵白を含むことで泡立ちがよくなり、口当たりが良いカクテルを作ることができます。お酒もしっかり感じ、甘くすっきりと仕上がっています。
- ジン:45ml
- グレナデン・シロップ:15ml
- レモンジュース:5ml
- 卵白:1個分
作り方/レシピ
- 材料をシェークし、カクテルグラスに注ぐ
2.プレーリー・オイスター
ピンクレディに卵白を使用したら、卵黄は捨てないでください!プレーリー・オイスターというカクテルに使いましょう。
基本的にはノンアルコールですが、ウイスキーやジンなど、お好みの蒸留酒を加えても大丈夫です。牡蠣の味に似せて作ったことから「プレーリー・オイスター」
- 卵黄:1個
- ウスターソース:小さじ1
- トマトケチャップ:小さじ1
- ビネガー:2ふり
- コショウ:1ふり
作り方/レシピ
- 卵黄をショットグラスにいれる
- 材料を振りかける
- 卵黄を一気に口に頬張り、飲む!!!
3.ホーセズ・ネック
ホーセズ・ネックは、レモンの皮を丸ごと使用するカクテルです。一説によると、レモンの皮が「馬の首」に似ているということから作られたとか。
バーで注文されたら、ちょっと作るのにドキドキするカクテルでした。
- ブランデー:30ml
- ジンジャーエール:適量
作り方/レシピ
- レモンの皮をかつらむきに切る
- グラスにレモンの皮を入れ、氷をいれる
- ブランデーを注ぎ、ジンジャーエールを注いで完成!
4.ニコラシカ
ニコラシカは、お口の中で作るカクテルとしても有名です。砂糖とレモンを口に頬張り、その後ブランデーを一気に飲むと言った斬新なカクテルです。簡単に出来るのでぜひやってみてください。
- ブランデー:45ml
- 砂糖:約20g
- レモンの輪切り:1つ
作り方/レシピ
- ショットグラスにブランデーを注ぐ
- レモンの輪切りの上に砂糖を乗せる
詳しくは、以下の記事に書いています。
>>ニコラシカの美味しい飲み方!3つのポイントを教えます!
東京會舘フィズは美味しい
今回は、東京會舘フィズをご紹介しました。簡単にでき、味も不思議な味がしてカルピスソーダのように美味しいので、この機会にぜひバーで頼んでみたり、ご自身で作ってみてください!
記事は以上になります。どうもありがとうございました。