こんにちは。お酒が好きな人でも、一度は禁酒を考えたことはありませんか?それは、体調関連だったり金銭関連だったりダイエットだったり様々だと思いますが・・・
この記事では約1ヵ月禁酒をした、元バーテンダーの私が禁酒のメリットとデメリットを書いていきます。ちなみに普段はお酒の良さを伝えている私が禁酒をした経緯は以下の通りです!
- コロナ禍で外出を控えていた為外に飲みに行く機会が一気に減ったタイミング
- 一ヵ月お酒を辞めたらどのくらい体調に変化があるのかを体験したかった
- お酒が無い生活で、お酒の有り難さを実感したかった
結論から言いますと、禁酒のメリット・デメリットはこんな感じです。
- お金が貯まる
- 目覚めは良い
- 体重はちょっと痩せる
デメリット
- お酒を介したコミュニケーションが減り、ちょっと寂しい
- ストレス発散の仕方が見つからない
- 何か物足りない
デメリットはかなり個人差があると思います。その詳細は記事内に記載しているので最後まで閲覧していただけると幸いです!
前半では禁酒のメリットデメリット、後半では禁酒を継続する3つのポイントを解説しています!
1ヵ月禁酒した結果
1ヶ月禁酒をしてみて、体調面は特に変化なし。目覚めが少しよくなったくらいで、お金に関しては当然貯まります。そして体重は徐々に微減。(お酒を辞めたからといって急に減少することはありませんでした。ただ太ることはありませんでした。)
禁酒前の生活はどんな感じだと言うと、こんな感じでした。
- お酒を飲む頻度:毎日お酒を飲む(休日は昼から飲む日もある)
- お酒にかかるお金:約2万円/月 (居酒屋含む)
- 体調:寝つきは良いが目覚めはよくない
- 体重:キープもしくは徐々に増える
そして禁酒後はこんな感じです。
禁酒後の生活
- お酒を飲む頻度:週3回ほど
- お酒にかかるお金:5,000円/月 (宅飲みのみ)
- 体調:目覚めは良い。朝食が楽しみになった。
- 体重:キープもしくは徐々に減る(-0.6kgほど)
大きな変化はやはり金銭面ですね。お酒は一種の嗜好品なので、お酒の代わりに何かを消費するなどは無く辞めればその分だけお金は貯まります。
禁酒のメリット・デメリット
冒頭で明記した通りなのですが、
禁酒のデメリットは感情的なところ「数字で表せられない部分」に特に大きく現れると思いました。
なので、デメリットに関しては禁酒前にどれだけお酒を飲んでいたか?どれだけお酒を好きだったのか?で結果が変わってくるのは分かりますね・・!個人差で、デメリットが無いよ!という方も居るかと思います。
よくお酒を辞めると体調が良くなったとか聞きますが、あれは個人差があると思います。ストレス発散にお酒を飲んでいた人は、発散する方法が無くなり余計ストレスが増したりするのではないでしょうか?
毎晩食事のお供、もしくは仕事終わりの安らぎにお酒が友達だった方は、「物足りなさ」や「心に穴が開いた」感じがすると思います。そりゃそうですよね。毎日毎晩、習慣としていたことなのでそれが無くなると寂しいのは当たり前です。毎晩一緒に居たのですから。なくなって気づくお酒の有り難さ。。。
そして、一番の辛かったところ(デメリット)はお酒でのコミュニケーションが減ったことです。リモート飲み会を開いたのですが、お酒がある飲み会と無い飲み会では人との距離に少し違いがあると思います。一概にお酒があった方が良い!ということでも無いですが、お酒で少し酔った方が相手の素を見やすいこともありますからね。。
それを踏まえて、禁酒をしたい方へどうすれば禁酒が続くのかを解説していきます!私は結構楽にできました。
禁酒を継続するポイント3つ
禁酒を継続するポイントは3つあると考えています。
- 目的を決める
- 自分のお酒のレベルを知る
- 環境を整える
1.目的を決める
まずは、禁酒をする目的を決めましょう。これをすることで、本当に禁酒をしなければいけないの?や何日禁酒する?などといったゴールが見えてくると思います。
禁酒の目的はだいたい「体調管理」「お金」「ダイエット」の3種類だと思います。
それらベースに、本当に禁酒することで得れるのか?お酒の量を減らすことで、賄えないのか?など見えてくると思います。その上で禁酒をした場合、どのくらいの期間禁酒をすれば目標を達成できるのか?を考えてみましょう!
例えば、ダイエットにコミットしたい場合は、太っている原因はお酒なのか?から初めてみてはいかがでしょうか?
お酒とダイエットの関係は以下の記事で詳しく記載しているので、興味がある方はのぞいてみてください!
ダイエット中のお酒は飲んで良い?太りにくい飲み方とお酒のカロリーをご紹介!
◆ダイエット中に良いお酒悪いお酒
ダイエット中に飲んで良いお酒・飲んではいけないお酒ランキング!
私の目的はこんな感じです
期間:1ヶ月
2.自分のお酒レベルを知る
禁酒前のお酒のレベルを知ることで、禁酒中の辛さが分かります。以下の表をご覧ください!
レベル | 飲む量/ビール | 飲む頻度/月 | 禁酒の辛さ/1ヶ月 |
---|---|---|---|
1 | ビール1杯 | 月1〜4回 | 禁酒の意識すらない |
2 | ビール1杯 | 月4〜8回 | 余裕。特に辛く無い |
3 | ビール2杯 | 月8〜12回 | ちょっとだけ辛くなってくるが平気 |
4 | ビール2杯 | 月8〜12回 | まだまだ大丈夫 |
5 | ビール4杯 | 月12〜16回 | 忍耐が必要 |
6 | ビール4杯 | 月12〜16回 | モチベーションが必要になってくる |
7 | ビール6杯 | 月16〜20回 | 飲んじゃおうと頭を過ぎるが我慢できる |
8 | ビール6杯 | 月16〜20回 | かなり辛い。 |
9 | ビール8杯 | 毎日 | 目的を思い出して我慢できる |
10 | ビール8杯〜 | 毎日 | 目的が明確でなければかなり辛い |
レベルが上がるほど、禁酒に対するモチベーションや目的が明確でなければすぐに挫折すると思います。。
私の場合は・・・
- 1ヶ月という期間限定
- 1ヶ月禁酒するのは7年ぶりほどで、体の変化にかなり興味がある
という、モチベーションで行なっていました!レベルが高い人は、事前にモチベーションを考えるのと、お酒以外の趣味などをみつけると辛くないと思います。
3.環境を整える
実はこの工程が一番重要だと思っています・・!会社での飲み会があればソフトドリンクで参加しても、誘惑はたくさんあるものです・・。
家の晩酌が習慣な方は、必ず飲みたくなるでしょう。それを覆すにはお酒を断てるような環境作りをすることです。
例えば、食事には「黒烏龍茶」を飲むようにするなどや、食事が終わったら早く歯磨きをするなどという小さな工夫が禁酒を継続させる一つの手段です。
最初は辛いですが、1週間続けられれば良い方だななど、軽い気持ちで挑んでみてはいかがでしょうか?
禁酒のを終えてみての変化
今回1ヶ月禁酒をしてみましたが金銭面や体調以外の変化では、禁酒後お酒の量が減りました。そしてより質の良いお酒が飲みたくなりました。
例えば発泡酒3杯より、美味しいビール1杯を飲みたいなど。これはおそらく、1ヶ月お酒を離れたことで舌がクリアになり、お酒の味がよりよく分かるようになった?のかなあと思います・・!
禁酒の先に見えるものは人それぞれだと思いますが、新しいお酒の向き合い方が見えてくると思います!
お酒が弱い人・強い人の違い、アルコール依存症について