こんにちは、元バーテンダーのひょーがです!
今回はスコッチウイスキーの『ラフロイグセレクトカスク』の感想や『ラフロイグセレクトカスクはこんな人におすすめしたい』などご紹介していきます。
- ラフロイグセレクトカスクを買うか迷っている
- ラフロイグ10年との違いが知りたい
- ラフロイグセレクトカスクを詳しく知りたい
・・・など、該当する方は参考までにぜひご覧ください!
【レビュー】ラフロイグセレクトカスクの味は?


早速レビューから入っちゃいます!
ラフロイグセレクトカスクの詳しい情報はその後ご紹介していきます!
ラフロイグセレクトカスクの味
ラフロイグセレクトカスクの味は、分かりやすく表現すると・・・



穏やかで飲みやすいアイラウイスキー!
かと思います!
ピート(スモーキー)の感じはあるが、そこまで強くない。普通よりちょい上くらいの印象です。
そのため、アイラウイスキーの中では比較的のみやすい部類に入るかと思います。
さらに、ゆっくりラフロイグセレクトカスクを口に含むと、ほんのり甘みを感じれますね。



これがまた、飲みやすさを助長させる・・・
上品な味で、穏やかにピートが香りアイラウイスキーとは思えないくらい飲みやすい仕上がりになっているウイスキーかと思います!
ラフロイグセレクトカスクとはどんなウイスキー?


ラフロイグセレクトカスクはアイラウイスキー
先ほどから、『アイラウイスキー』とご紹介していますが、アイラウイスキーとはスコットランドのアイラ島で作られるウイスキーです。
スコッチウイスキーは生産地域により味の特徴があり、アイラ島で作られるウイスキーは、ピートが強くスモーキーな味わいが特徴です!



そのため、ウイスキーをあまり飲み慣れていない方はピートの癖にびっくりするかもしれません!
ラフロイグセレクトカスクは樽にこだわっている
ラフロイグセレクトカスクは熟成にとてもこだわっています。
- ペドロヒメネス(シェリー樽)
- ヨーロピアンオーク(シェリー樽)
- バーボン樽
↓上記を3つをヴァッティング後
- アメリカンオーク樽で熟成
シェリー樽2つとバーボン樽1つで原酒を熟成したあと、ブレンド(ヴァッティング)し、アメリカンオークの新樽で後熟して作られます。
ラフロイグセレクトカスクは、かなり多彩なの樽を使用していますね!



さすがセレクト(選ばれた)カスク(樽)!
ペドロヒメネス(シェリー樽)の特徴
ペドロヒメネスは、干しぶどうを使用して長期熟成することで、とても甘く仕上げられてるシェリーで、黒蜜のような濃厚な甘さが特徴的です。
ペドロヒメネスの樽を使用することで、上品な甘さが楽しめます。
ラフロイグセレクトカスクの甘さはきっとここから来ているのですね!
ヨーロピアンオークの特徴
ヨーロピアンオークは、シェリーに使用される樽です。
ヨーロピアンオークの特徴はタンニンを多く含み、ドライフルーツのような風味を出します。
バーボン樽の特徴
バーボン樽はバーボンウイスキーを熟成するときに使用する樽です。
樽の内側をバーナーなどで焦がして使用し、バニラのような甘さが特徴です!



この多様な樽を使用することで、穏やかなウイスキーが完成するのですね!
ラフロイグセレクトカスクと10年の違いは?


ラフロイグセレクトカスクとラフロイグ10年の違いは・・・
- セレクトカスクの方がピート香が弱く、飲みやすい
- セレクトカスクの方が全体的な甘さが控えめ
ラフロイグ10年と比較するとやはり下位互換のように見えますが、スコッチウイスキー全体で見ればセレクトカスクの方が飲みやすさがあります。



そのため、アイラウイスキーの入り口としてはとても優秀なウイスキーですね!
とはいえ、ゴリゴリのアイラウイスキーラヴァーの方は、セレクトカスクを飲むと少々物足りなさを感じるかと思います。。。
まぁ価格も3,000円代とスコッチウイスキーの中ではリーズナブルなので、損はない、むしろコストパフォーマンスは良いかと思います!



『ラフロイグ10年』が白髭(エドワード・ニューゲート)だとしたら、『ラフロイグセレクトカスク』はポートガス・D・エース!



『ラフロイグ10年』が王騎だとしたら、『ラフロイグセレクトカスク』は騰!



『ラフロイグ10年』が近藤静也だとしたら、『ラフロイグセレクトカスク』は鳴戸竜次!
こ、これで伝わりましたかね・・・!
まとめると・・・
- 飲みやすいアイラウイスキーが飲みたい
- 穏やかなアイラウイスキーが飲みたい
- コスパ良いウイスキーが飲みたい
- ラフロイグ10年に変わるウイスキーが飲みたい


ぜひお試しください!
ラフロイグ10年のレビューは以下の記事に詳しく書いています!


お次にラフロイグセレクトカスクのおすすめの飲み方をご紹介していきます。
ラフロイグセレクトカスクのおすすめの飲み方
◉ラフロイグ×ソーダ割り





うっまうま!(*´ω`*)
正直ストレートで飲むより美味しいかも〜!(てってってーてってってれー♪)
ピーティな感じが増して、ラフロイグ10年に少し近づいた感じがしますね。
とはいえ、きつくなさ過ぎずちょうど良いバランスの味わいです。
ラフロイグセレクトカスクのソーダ割りは、アイラウイスキー初心者の方にはマジでおすすめしたい飲み方&ウイスキーですね!
ラフロイグ10年と同じベクトルだけど、そこまで強くない感じです。
◉ラフロイグ×ロック





甘みが増して美味しい!
ソーダ割りこそ至高!かと思っていたが、ロックだと甘みが増してラフロイグセレクトカスクの違う一面を垣間見れた気がします。
非常にまろやかになって後引く味わいですね。
ラフロイグセレクトカスクのおすすめ飲み方まとめ
まとめると、個人的におすすめの飲み方は・・・
ソーダ割り<ロック<ストレート
いや、ストレートでも十分美味しいのだけど、ロック・ソーダ割りを飲むと、今までのストレートは何だった!?と思うほど見違えるので、今回はそうさせて頂きました!
もし、ラフロイグセレクトカスクを持っている方は、ぜひソーダ割り・ロックを試してみてください!
ラフロイグセレクトカスクはコスパよく飲みやすいウイスキー
いかがでしたでしょうか?
ラフロイグセレクトカスクはアイラウイスキーの中では非常に飲みやすく価格もお手頃なウイスキーかと思います。
ピートが強いウイスキーが好き!という方にはおすすめ出来ませんが、十分に楽しめるウイスキーかと思うのでぜひお試しください!

