こんにちは、元バーテンダーのひょーがです!
今回はゾンビというちょっとおぞましいカクテルについてご紹介していきます!
ゾンビを作ってみたいという方はぜひご覧ください!
ゾンビの作り方/レシピ

まずはじめにゾンビのレシピ/作り方をご紹介します!
- ホワイト・ラム:30ml
- ゴールド・ラム:30ml
- ダーク・ラム:30ml
- アプリコット・ブランデー:15ml
- オレンジ・ジュース:20ml
- パイナップルジュース:10ml
- レモン・ジュース:10ml
- グレナデンシロップ:10ml
作り方
- コリンズグラスに氷を入れる
- ダークラム以外を材料をシェークし、注ぐ
- ダークラムをフロートする
- レモンスライスやマラスキーノチェリーを添えて完成
レシピを初めて見た当時の私は・・・
「覚えられるかーーーーーー!!!!」
それだけ複雑なカクテルですよね。。結果注文頻度もかなり低いし覚えることを諦めた思い出のカクテルです。
このカクテルは「ホワイト・ラム」「ゴールド・ラム」「ダーク・ラム」の3種類のラムを使用するのが大きな特徴ですね。
ゾンビ以外には3種類のラムを使用することなんて無いのではないでしょうか?ラム好きな人にはおすすめしたいカクテルです。
ゾンビの味やアルコール度数

ゾンビは名前から想像する味より、フルーティでフレッシュな味わいです。しかしながらラム3種がガッツリ入っていることから、アルコールもとても強く感じやすいカクテルです。
ゾンビのアルコール度数は計算したところ、25%〜28%ほど。ロングカクテルの中では非常にアルコール度数が高めなカクテルです・・・!
なので、フルーティで飲みやすいからと思いゴクゴク飲んでしまうと次の日にゾンビになってしまうかもしれませんね!
ゾンビの由来や意味

ゾンビカクテルの起源は調べましたが、明確に解明せず・・・。
ゾンビという意味は、強いカクテルだが口当たりよく飲みやすいため「死者でも蘇るほどのカクテル」との意味があるとのことです。
また、「コリンズグラス」は時折「ゾンビグラス」とも呼ばれるのですが、それはこのゾンビカクテルに使用されるグラスがコリンズグラスを使用していることからそう名付けられています。
映画「ティファニーで朝食を」のパーティシーンにて、オードリーヘップバーンが飲んでいるカクテルが「ゾンビ」だったことでも有名らしいです!
映画「ティファニーで朝食を」は1961年に映画化されたので、1960年代のカクテルブームの時にアメリカにて作られたと個人的に思います。
また1974年にアメリカ合衆国農務省により作成されたレシピは以下です。(なぜ農務省が作成しているのかは謎)
- ジャマイカ・ラム:1oz
- ラム:2.5oz
- デメララ・ラム:1/2oz
- アプリコット・ブランデー:1/2z
- レモンの絞り汁:4個分
- 甘味料の入っていないパイナップルジュース:1oz
- パッションフルーツジュース:
- オレンジジュース
- レッド・チェリー:1個
- ミントの葉:1枚
- 材料をシェークする
- グラスに注ぎ、レッドチェリー、ミント、ストローを添えて完成
1ozは29.56ml(約30ml)です。
うーんレモン4個分とか、甘味料の入っていないパイナップルジュースとかかなりマニアックですね!!!
終わりに
いかがでしたでしょうか?
ゾンビは作るのがちょっと大変ですね・・・!しかし、ネーミングのインパクトやその名通りの強烈なアルコールの強さは、一度飲んだら忘れられないカクテルになりそうです!
ハロウィンや思い出作りの時に出したい特別なカクテルですね!
記事は以上になります、最後までありがとうございました!