
本記事の内容
- ハイボールの美味しい作り方
- ハイボールに合うウイスキー(価格別)
- ハイボール以外の飲み方
こんにちは、元バーテンダーのひょーがです。最近ではビールと双璧をなすお酒としてハイボールがとても人気ですよね!ご自宅でも簡単に作れるのもハイボールの大きな魅力です。
今回はハイボールをお家で美味しく作りたいという方へ、私がバーテンダー時代に意識していた美味しいハイボールの作り方をご紹介します。ウイスキーにソーダを注ぐだけのシンプルな飲み物ですが、簡単に美味しく作るコツがあるのです!
また、美味しいハイボールを作るにはウイスキーも少しこだわってみませんか?ハイボールに合うおすすめのウイスキーも価格別にご紹介いたします!
ハイボールの作り方/レシピ
材料
- お好きなウイスキー:30ml
- ソーダ:適量
- カットレモン:1/6(お好みで)
作り方/レシピ
- グラスに氷を入れ、グラスを冷やす
- グラスから氷を出し、レモンをグラスの淵につけ、グラスの中に絞る
- 氷を入れる
- ウイスキーを注ぎ、軽くビルドする
- ソーダを注ぐ
カットレモンはお好みで入れてください。ウイスキーの分量は基本的な30mlとしています。
体調により濃いめのハイボールが飲みたい場合や薄めのハイボールが飲みたいなどあると思うので30mlを基準にウイスキーの分量を適宜調整するのが良いかと思います。
ハイボールを美味しく作る6つのコツ
ハイボールを美味しく作る6つのコツをご紹介します。かなり凝っている内容となります笑。
家庭でできる最大限のコツで、ただ混ぜて作るのと比較するとかなり違ってくると思いますのでぜひ試してみてください。
1.グラスは冷やす
本来はウイスキーを入れた後冷凍庫でグラスを2分ほど冷やしたいですが、ご家庭の冷凍庫だと食品の匂いが移ってしまったりグラスが入らないことがあるので、グラスに氷を入れグラスを冷やしましょう。
グラスを冷やすときの氷は製氷機(勝手に氷くんなど)で大丈夫です。これをすることで最後まで冷めにくく美味しいハイボールを作ることができます。
2.レモンを絞る前にグラスの淵にもつける
ちょっとしたコツなのですが、レモンをグラスに絞る前、グラスの縁をレモンにつけて回しグラスの縁全体にレモンの液体をつけるといいでしょう。
そうすることでグラスを口につけた時に程よいレモンの香り・味を感じよりハイボールが美味しくなります。
3.氷は市販の氷を使用する
氷は市販の氷を使用するのをおすすめします。製氷機だと溶けやすいのですぐ水っぽくなってしまします。また、氷を入れる際は十字になるように氷を組んでいってください。
(一段目は縦・二段目は横・三段目は縦・四段目は横・・・・)といった感じです。これをすることで液体を注ぐとき氷を避けれるような注ぎ方ができます。
4.ウイスキーを注ぐときの注意
ウイスキーを注ぐ時は、必ず氷を避けてウイスキーを注ぎましょう。冷たい氷に常温のウイスキーを注ぐとピキピキ音が鳴り氷が割れてしまいます。
氷が割れることで水っぽくなるスピードが上がり、美味しいウイスキーとは少しかけ離れてしまします。
5.ソーダを注ぐときの注意
ウイスキーを美味しく作るコツは、このソーダを注ぐ時が一番大切と言っても過言ではありません。ウイスキーを注ぐ時と同様に必ず氷を避けてソーダを注ぎましょう。
氷にぶつかると炭酸が無くなりシュワシュワ感が半減されます。
6.ビルドする際の注意
ビルド(混ぜるとき)は氷を2〜3回持ち上げるだけで十分です。氷を持ち上げるだけでウイスキーとソーダは混ざります。ガシャガシャ混ぜるのはNGです・・!
まとめると・・・
- グラスは冷やす
- レモンを絞る前グラスの淵につける
- 氷は市販の氷を使用する
- ウイスキーを注ぐ時、氷は避けて
- ソーダを注ぐ時、氷は避けて
- ビルドは氷を持ち上げる
ちょっとの工夫でハイボールの味が格段に変わってくるので、ぜひ試してみてください!
ハイボールに合うおすすめのウイスキー
ハイボールの美味しい作り方はわかりましたね。次はハイボールに合うウイスキーをご紹介します。
ハイボールはソーダ割でもあるので個人的には味がしっかりしているウイスキーがハイボールに合うと考えています。それを踏まえて価格別にハイボールに合うウイスキーをご紹介します。
〜3,500円以内のウイスキー
幅が狭いので、選定するのに苦労しました笑。ハイボールの入門や質より量を飲みたい方へおすすめします。
1.サントリー角瓶
ハイボールの王道にして最強!
ハイボールと言えばサントリー角は外せない存在です。日本人好みに仕上げた原酒はジャパニーズウイスキーの代表格とも称えられ、日本でハイボールを広めたウイスキーでもあります。
- 参考価格:1,300円
- 種類:ジャパニーズウイスキー
- アルコール度数:40%
2.バランタイン ファイネスト
コストパフォーマンス抜群!
ヨーロッパから絶大な指示を得ているのがバランタインファイネスト。ブレンデッドウイスキーであり数々の賞を受賞しています。手が届く価格帯もファンが多い理由で、コストパフォーマンス最強のウイスキーです。
- 参考価格:1,100円
- 種類:スコッチウイスキー
- アルコール度数:40%
3.メーカーズマーク
知名度も高!メーカーズハイボール
バーボンハイボールを試すなら、まずはメーカーズハイボールを飲むことをおすすめします。バーボンの甘みと香りを十分に楽しめるウイスキーで、料理との相性もGOOD!
- 参考価格:2,300円
- 種類:アメリカンウイスキー
- アルコール度数:45%
4.カナディアンクラブ
カナダ唯一無二のウイスキー!
「C.C」の愛称で親しまれるカナディアンクラブは、カナディアンウイスキーの先駆者です。すっきりとした風味とほのかな甘い香りが特徴的なウイスキー。飲みやすく入門のウイスキーとしても有名です。
- 参考価格:1,200円
- 種類:カナディアンウイスキー
- アルコール度数:40%
3,500円〜6,500円以内のウイスキー
このくらいの価格では幅が広がるので味にもかなり広がりが出てきます。またストレートやロックでも美味しく飲むことができるウイスキーです。
5.富士山麓
富士の麓に眠る原石
富士山麓の特徴は樽由来の香りからくるしっかりとした存在感。アルコール度数は50%と高めで(通常は40%〜45%ほど)力強いハイボールを飲むことができます。
- 参考価格:4,300円
- 種類:ジャパニーズウイスキー
- アルコール度数:50%
6.ラフロイグ
癖がすごい!
スコットランドのアイラ島で作られるウイスキーは、癖がある味わいが特徴的です。ラフロイグもその一つであり、よく「正露丸」と例えられます。スモーキーでピートが効いた味が癖になり、ちょっと変わったハイボールを作るならラフロイグで。
- 参考価格:3,800円
- 種類:スコッチウイスキー
- アルコール度数:40%
7.ベイゼルヘイデン
バーボウイスキーの中堅!
ベイゼルヘイデンはスパイシーで辛口なバーボンでもありますが、優しい口当たりが特徴的です。ハイボールにすることでスパイシー感は若干抜けますがどっしりとした印象は残るようなウイスキーです。
- 参考価格:4,100円
- 種類:アメリカンウイスキー
- アルコール度数:40%
8.グレンファークラス 105
溢れ出るラスボス感・・
グレンファークラス105の特徴はなんと言ってもアルコール度数。60%あります。力強くドライでありながら滑らかな風味はハイボールにしても引かず存在感が十分にあります。しっかりとしたハイボールを飲みたい方にはぜひおすすめのウイスキーです。
- 参考価格:4,800円
- 種類:スコッチウイスキー
- アルコール度数:60%
6,500円〜以上のウイスキー
この価格では、かなりしっかりとしたハイボールが作れます。そしてそれは贅沢なハイボールです。至上のハイボールを試したい方へむけて厳選させていただきました。
9.響 JAPANESE HARMONY
日本が世界に誇るウイスキー
響は日本の中で最高峰と称されているブレンデッドウイスキーです。日本人の繊細な感性をテーマに作られ、味はバランスが取れ奥深い味わいが特徴的です。ハイボールにすると華やかな香りが引き立ち高級感のあるハイボールに仕上がります。
- 参考価格:10,800円
- 種類:ジャパニーズウイスキー
- アルコール度数:43%
10.ブラントン シングルバレル
キング・オブ・バーボン
ブラントンの特徴はシングルバレルバーボン。1樽ごとに瓶詰めされたブラントンは、エレガントで上品な味わいのバーボンです。上品なバーボンハイボールを飲むならこれ!
- 参考価格:7,800円
- 種類:アメリカンウイスキー
- アルコール度数:46.5%
11.ラガヴーリン16年
アイラの巨人
先ほどご紹介した「ラフロイグ」と同じアイラ島で作られる癖のあるウイスキーです。しかし、スモーキーさはありつつも控えめな印象で甘みもちゃんと感じられる味わいです。
- 参考価格:7,200円
- 種類:スコッチウイスキー
- アルコール度数:43%
12.ザ・マッカラン12年
シングルモルトのロールスロイス!
マッカランはシングルモルトの最高峰と言っても過言ではありません。そして、ハイボールにしてもその味は変わらずシェリーの香りと贅沢な風味は高級感を感じれるとても至高の一杯となります。
- 参考価格:7,200円
- 種類:スコッチウイスキー
- アルコール度数:40%
ハイボール以外のウイスキーの飲み方
せっかくウイスキーがあるなら、ハイボール以外での飲み方もどうでしょうか?
ウイスキーをストレートで飲む
テイスティンググラスにウイスキーを注いで飲む飲み方です。ストレートだと味や香りがしっかりと感じれるので、ウイスキーがお好きな方はぜひストレートで飲むことを試してみてください。
その際に常温のチェイサー(水)も用意して飲むのをおすすめします。なぜ常温かというと冷たい水だと舌が冷えて味覚が鈍感になってしまうので、冷たくない常温の水がおすすめです。
ウイスキーをロックで飲む
ストレートは少しきつい・・という方は、ロックグラスに氷を入れロックでウイスキーを飲んでみましょう。ロックにするとウイスキーの香りが広がり口の中にふくまれたウイスキーはまろやかな味わいに変身します。
氷は丸氷を使用するのをおすすめします。氷は角があるほど水に溶けやすくなり、水っぽくなってしまうからです。
そのほかの飲み方は、以下に詳しく記載しています!ご興味がある方はぜひご参照ください。
終わりに
今回は、ハイボールを美味しく作るコツとハイボールに合うおすすめのウイスキーなどをご紹介させていただきました。少し手間を加えるだけでいつものハイボールが格段に美味しくなるので、ぜひ実践してみてください!