
こんにちは、ジンお好きなみなさま!今回はジンの中でも異端児な「THE BOTANIST」についてご紹介していきます!ボタニストの魅力は様々ありますが、一番は「アイラ島で作られた素材にこだわり抜いたジン」というところに私は魅力を感じます!
では、みていきましょう!^^
ボタニストはアイラ島唯一のジン

ボタニストジンのルーツは「地域の伝統や文化に最大限の敬意を示し、文化や生産者を支えていく」というところに行きつきます。アイラ島で作られるボタニストはアイラ島の文化、伝統を守りつつジン造りに励んでいます。
アイラ島とは?
アイラ島は「スコットランド」の左端にある小さい島です。ウイスキー造りが盛でアイラ=癖のあるピートなウイスキーが有名です。スコッチウイスキーが好きな方はご存知ではないでしょうか?
アイラ島で有名なウイスキーは「ボウモア」「ラフロイグ」「アードベッグ」・・・など。これらはピートによりスモーキーな香りが特徴的なウイスキーです。
ボタニストのボタニカル
このアイラ島で採れる22つのボタニカルと9つのジン造りの伝統的なボタニカルを使用し、作られます。
ヨモギ/ヨーロッパダケカンバ/ヒース/カモミール/ヨーロッパアザミ/サンザシ/シモツケソウ/河原松葉/アイラ島産野生のジュニパー/レモンパーム/ウォーターミント/スペアミント/アップルミント/ヤチヤナギ/藪人参/ニワトコ/ヨモギギク/ウッドセージ/野生のタイム/アカツメクサ/ソロツメクサ/ハリエニシダ
9つのボタニカル
アンジェリカ/カシア/シナモン/コリアンダーシード/ジュニパーベリー/レモンピール/リコリスの根/オレンジピール/ニオイイリスの根
【出典】ボタニスト
ボタニカル多いですね!太い文字は私が注目しているボタニカルです。では詳細をみていきましょう!
ヒース

ウイスキー好きな方は「ヒース」という植物ご存知ではないですか?ヒースとはピート(スモーキー)な香りを作り出す植物です。ジン造りではあまり見かけませんが、ボタニストには入っているのですね。さすが、アイラ島で作られるだけのジンです・・!
アイラ島野生のジュニパー

ジュニパーとは、ジュニパーベリーのことでジンには必ず入っている大切な大切なボタニカルです。ボタニストではアイラ島で採れるジュニパーが使用されています。アイラ島のジュニパー。どんな味を出してくれるのでしょうか・・!?
スペアミント

なんと我々も身近なスペアミントも入っているのですね・・!さっぱりとした味わいや、アクセントを出してくれるのだと思います。
ボタニストの味・度数
さて、ここからボタニストの味や度数をみていきましょう!
味はアイラ島で作られるということで、ピートでスモーキーなイメージをしていまいたが、思ったほどスモーキーではないです。それよりも各ボタニカルが繊細に折り合い、全体の味のベースをボタニカルが土台になりその上にアイラ島独特のアロマが感じることができます。
ボタニストの度数は46%とジンの中では通常の度数です。
ザ・ボタニスト

- 産地:スコットランド
- 度数:47%
ボタニストの飲み方
さてさて、ここでは元バーテンダーの私がボタニストのおすすめの飲み方をご紹介します!
1.ストレートで

お酒強い人にはぜひストレートで飲んで貰いたいです。飲む前は冷凍庫で冷やしてから飲むのをおすすめします。冷凍庫で冷やすことでトロッとし、アルコールが飛ばなくなり最後までしっかり楽しむことができます。
チェイサーにトニックウォーターを置いてもいいですね。ジンとトニックウォーターは相性がいいのです。
- お酒が強い
- 素材そのものの味を楽しみたい
2.ロックで

ライムを絞りロックで飲むのもいいですね。ライムを入れることでより香りが広がり、また違った一面をみることができます。
- さっぱり飲みたい
- そのまま飲みたいが、ちょっと強いのは苦手
3.ボタニカルリッキー

リッキーとは、グラスにライムを入れ、潰してソーダで満たす飲み方です。ボタニカルトニック(ボタニカルのトニックウォーター割)でもいいと思いましたが、味がしっかりしているのでリッキースタイルで素材の味を邪魔せずしっかりと味わえることができます。
- 割って飲みたい
- ロック・ストレートはちょっと強いなと思う
ボタニストは素材にこだわったジン
ここまで素材にこだわっているジンはあまりありません。しかもアイラ島で採れるボタニカルを使用しているのでボタニカルに対する情熱が伝わってきます。ちょっと違ったジンを飲んでみたい人や、ウイスキーが好きな方はこの機会にぜひおすすめしたいジンです!
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