こんにちは、元バーテンダーのひょーがです!
今回は、ドイツで作られるシュタインヘーガーについてご紹介していきます。

日本ではまだ馴染みのない珍しいジンですが、ドイツではとっても有名でビールを飲む前にショットで飲む風習があるそうです!
- シュタインヘーガーとは?
- シュタインヘーガーの味
- シュタインヘーガーの飲み方
- シュタインヘーガーの銘柄
- 【番外】陶器ボトルの意味
参考までにぜひご覧ください!
シュタインヘーガーとは?


シュタインーガーとは、ドイツで作られるオランダ系のジンです。



ドイツのウエストファーレン州にある、シュタインヘーゲン村で生まれたことから由来しています!
シュタインヘーガーの特徴
シュタインヘーガーの特徴は、製造にあります!
生ジュニーパーベリー自体を発酵・蒸留してジュニパーベリースピリッツを作ります。
これを、グレーンスピリッツとブレンドし、単式蒸留機で再蒸留する特徴があります。
通常、ジンを作る時は原料(麦芽・トウモロコシなど)を発酵・蒸留して、香味付けとしてジュニパーベリーを加えたりします。



生のジュニパーベリーを発酵するところが、シュタインヘーガーの大きな特徴といえますね!
シュタインヘーガーは胃の活性化にも良い
冒頭で、ドイツではビールを飲む前にショットで飲むと書きましたが、その理由は胃を活性化するのが目的です。
ジュニパーベリーには、殺菌や利尿、消化促進と言った効果があります。
主に消化不良(胃のむかつき)の改善が期待できるので、とても理にかなっていますね!
さて、そんなシュタインヘーガーはどのような味なのでしょうか?
シュタインヘーガーの味


通常のロンドン・ドライ・ジンを飲み慣れている人だったら、シュタインヘーガーを飲むとジュニパーベリーが強く感じるのが分かると思います。
しかしながら、ジュネバジンよりかは軽く、ドライジンとオランダジンの中間という感じです!



ロンドンドライジンを一通り飲んで、新しくちょっと変わったジンを探しているという方におすすめします!
シュタインヘーガーの飲み方


シュタインヘーガーは主に、以下の飲み方があります!
- ストレートで飲む
- ロックで飲む
- カクテルで飲む
基本的には冷凍庫でキンキンに冷やしてショットで飲むのをおすすめします。
しかし、ロックやソフトドリンクの割りものにも適した味です。
ただ、カクテルにする際はマティーニやギムレットといったカクテルには不向きで、トニック割りやソーダ割りといった、ベースのお酒を楽しめるシンプルなカクテルがちょうど良いかと思います!



お次に、シュタインヘーガーのおすすめの銘柄をご紹介していきます!
シュタインヘーガーの銘柄
シュタインヘーガーの銘柄はそれほど多くなく、主要メーカーの2つをご紹介いたします!
『シュリヒテ』シュタインヘーガー
シュリヒテは、ドイツ特産のジンで、シュタインヘーガーの代表的な銘柄です。
大麦を原料として2回蒸留によりライトな味わいに仕上げています。滑らかな飲み口で、ストレートでも飲みやすいです。


『ハイト』シンケン・ヘーガー
シンケンヘーガーもシュリヒテと共に親しまれている定番銘柄です。
爽快かつパワフルで個性的な味。シンケンの意味はドイツ語でハムという意味で、ジンとハムを合わせて食べる習慣があることに由来しています!
肉料理に合わせていかがでしょうか?





その他、ジンのおすすめ銘柄は、以下の記事にてまとめています!


【番外】陶器ボトルの意味


シュタインヘーガーを見て、なんで陶器ボトルなのだろう?と疑問に思った方は少なくないと思います。



その理由は、昔ながらの伝統を受け継いでいるからという理由です!
おそらく、オランダジンからの影響なのですが、オランダでジンが生まれた当初は保存方法に陶器のボトルを使用していたことが考えられます。
その名残りとして、現在も陶器ボトルが受け継がれているのでしょう。
伝統や長い歴史をボトルからしっかりと感じれますね!
シュタインヘーガーはドイツを代表するジン
いかがでしたでしょうか?
今回は、シュタインヘーガーをご紹介しました!
まとめると、
- 生のジュニパーベリーを使用している
- 胃の活性化にもよく、ビールを飲む前にショットで飲まれる
- ロンドンドライジンとジュネヴァの中間
ぜひこの機会にシュタインヘーガーを楽しんでみてください。




記事は以上になります、最後までありがとうございました!