こんにちは、元バーテンダーのひょーがです!
今回は、「プリマスジン」について詳しくご紹介して行きます!
- プリマスジンの購入を考えている
- プリマスジンを詳しく知りたい
など、該当する方はぜひ最後までご覧ください!
プリマスジンとは?

プリマス・ジンはドライジン発祥の地でもあるイギリスにて生まれたジンです。イギリスのジンの中ではもっとも長い歴史を持つと言われています。
元々は、1793年にイングランドのプリマス港にて、海軍御用達のジンを作ったのがプリマスジンの始まりですね!
当時の海軍では薬用として将校にジンを配給しており、それを見たギムレット軍医がジンにライムを混ぜて飲むことを提唱したのがギムレットのはじまりです。
そのため、個人的には当時のギムレットに一番近いジンは歴史が長く、海軍御用達のジンを作った「プリマスジン」かと思います!
プリマスジンの蒸溜所
プリマスジンの蒸溜所は、稼働しているジン蒸留所の中で一番古く、その建物は1431年に修道院として建てられたらしいです!
1431年って今から約590年前!!!!
日本では応仁の乱の時代らへんで、馬に乗って戦っていた時代ですね。とても長い歴史を感じる建物ですね。
そのため貴重な歴史遺産として、国に保護されているようです!
プリマスジンのラベル
プリマスジンのラベルに描かれている大きな海賊船ですが、これもどうやら修道院と関係があるみたいです。
1620年にピルグルム・ファーザーズという人物が新大陸を目指すために修道院で最後の夜を過ごしました。その彼らを乗せた船がプリマスジンのラベルに描かれている「メイフラワー号」とのことです。
イギリスの歴史は難しくてよくわかりませんが、大きな歴史の上にある特別なジンであるというのが見えてきますね!
さて、お次にプリマスジンの味や特徴などをみていきたいと思います!
プリマスジンの味や特徴

プリマスジンは、ジンの味が強くキレのある味わいです。癖がないのでどのカクテルでも合うジンですね!
ジンっぽさを全面に出したカクテルを作りたい時や、ジンをじっくりと味わいたいという方におすすめしたいジンですね!
歴史が長いので、ギムレットやマティーニといった昔からある古いカクテルで使用してみたいジンではないでしょうか?

プリマスジンのおすすめの飲み方

プリマスジンの飲み方は、私はカクテルを進めたいです!
もちろんストレートやロックでも楽しめますが、やはりプリマスジンの長い歴史という強みを引き出すのには、昔からあるシンプルで古いカクテルで飲むのが良いかと思います。
いくつかカクテルをご紹介しますね!
1.ジントニック
ジントニックは、トニック・ウォーターを使用したメジャーでシンプルなカクテルです。トニックウォーターはほろ苦く独特な味わいが特徴の炭酸飲料。
プリマスジンの味を引き立てる美味しいジントニックになります。
- プリマス・ジン:30ml
- トニック・ウォーター:適量
- ライム・ジュース:1/6
作り方/レシピ
- グラスにライムを絞る
- プリマスジンを入れ、軽くビルドする
- トニック・ウォーターを注ぎ完成!
>>ジントニックの美味しい作り方。元バーテンダーが教えます!
2.ギムレット
プリマスジンでおすすめしたいカクテルNo.1です。ここにローズ社のコーディアルライムを使用すれば当時のギムレットに近いギムレットが作れるかと思います!
- プリマス・ジン:45ml
- ライム・ジュース:15ml
作り方/レシピ
- シェークし、カクテルグラスに注ぐ
3.マティーニ
マティーニも古くからある歴史の長いカクテルですね!プリマスジンでジンを強調したマティーニが作れるかと思います。
- プリマス・ジン:45ml
- ドライ・ベルモット:15ml
- アンゴスチュラビターズ:3dash
- オリーブ:1つ
作り方/レシピ
- ステアし、カクテルグラスに注ぐ
4.ジンビターズ
ジンビターズは、イギリスの海軍の間でよく飲まれていたカクテルです。簡単に作れるのでちょっと飲みたい時に良いですね!
プリマスジンを使用することで、より当時の味に近いジンビターズが作れるかと思います。
- プリマス・ジン:60ml
- アンゴスチュラビターズ:2-3dash
作り方/レシピ
- カクテルグラスにビターズをリンスさせる
- プリマスを注ぐ
※リンスとはグラスを回しながら液体をグラス全体につけるという意味です
参考になれば幸いです!記事は以上になります、最後までありがとうございました!
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