電気ブランとはどんなお酒?飲み方や味など元バーテンダーがご紹介!

こんにちは、元バーテンダーのひょーがです!

今回は「電気ブラン」というお酒について詳しくご紹介していきます!

  • 電気ブランを購入するか迷っている
  • 電気ブランの味が知りたい
  • 電気ブランを詳しく知りたい

 

など、該当する方はぜひ最後までご覧ください

目次

電気ブランとはどんなお酒?

神谷バーの画像

電気ブランとはリキュールに分類され、「神谷バー」の創業者である神谷伝兵衛さんが作ったお酒です。


電気ブランをご紹介する上で大切なキーワードは「神谷バー」です。

神谷バーとは?

神谷バーは浅草にお店を構えている「日本初のバー」とのことです。


なんと創業は明治13年(1880年)!長いですね〜!!ちなみに1880年代はこんな出来事がありました!

  • エジソンが電灯を発明する
  • 伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任
  • 大日本帝国憲法が発布される

文明発達における重要な出来事が多々ありますね!


神谷バーは日本で初のバーということもあり、バー好きの人は必ず訪れる聖地と思っています。

バーと言えども、お食事がかなりしっかりしており、モダンでハイカラな店内は来た人を昭和にタイムスリップしたように感じさせる作りになっています。


神谷バーは多くの文豪からも愛されたとされており、登録有形文化財に登録されています!

登録有形文化財とは?

日本において歴史上、芸術上、学術上、価値の高いものを総称して「有形文化財」と呼んでいますが、その中で国が登録する文化財(建造物)のことです。


本場の電気ブランを飲んで見たい方は、浅草へ足を運んでみては!?その場の空気も楽しめますね♪

電気ブランの由来

電気ブランの由来は、当時電気が珍しくその頃最新のものに冠する名称として「電気◯◯◯」が流行っており、それにブランデーの「ブラン」を合わせたのが由来らしいです。


電気が珍しいというのは今の時代ではあまり考えないですよね?


今の時代だったら、「ソーシャル◯◯◯」とかでしょうか・・・?




さて、お次に電気ブランの種類や味などご紹介していきます!

電気ブランの種類と味などご紹介!

電気ブランは主に「デンキブラン」と「電氣ブランオールド」の2種類があります。

1.デンキブラン

アルコール度数は30%、ブランデーを思わせる甘さが引き立ちすっきり飲める味わいです。


飲み慣れていない方はまずこちらから飲んでみては?

デンキブランの画像

2.電氣ブランオールド

アルコール度数は40%とデンキブランと比較したらちょっと高めです。


ただ、蒸留酒としては通常ほどの度数なので、飲み慣れている方は抵抗なく飲めると思います。


しっかりとしたアルコールはあるが甘さも感じる味になっています。

電気ブランオールドの画像

以上が電気ブランの種類などでした。


お次に飲み方をご紹介していきます。

電気ブランのおすすめの飲み方!

1.本場の飲み方!ビールと一緒にストレートで

ビールと電気ブランを交互に飲むのが本場の飲み方、「カミヤ流」らしいです。


お酒をチェイサーにお酒を飲むってちょっと違和感あるかもしれませんが、海外では案外スタンダードな飲み方ですね。


おそらく、西洋文化を表現しているのかなあと思います。


しかしながら、ビールをチェイサーに蒸留酒を飲むのは、それほどお酒が強くない日本人は少々きついかと思うので、無理せず自分のペースで楽しんでください♪

2.ソーダ・トニック割り

ストレートが苦手だという方は、ソーダやトニックウォーターなど炭酸類でも美味しくさっぱり飲めます!


レモンを絞るとより爽やかな味わいになります!

電気ブランって悪酔いするのか?

電気ブランは悪酔いするイメージを持っているかもしれませんが、私は特に悪酔いはしませんでした。


おそらく蒸留酒のストレートを飲み慣れていない方が「カミヤ流」の飲み方をすると悪酔いすると思います。


ですのでお酒飲み慣れていない方は割り物で少しづつ飲んでみるのをおすすめします。


悪酔いしてもいいよ!って方はぜひカミヤ流を試して見てくださいませ!

終わりに

いかがでしたでしょうか?


今回は電気ブランをご紹介しました。明治から浅草ともに歩んで来た電気ブランは時代が変わっても変わらず浅草の象徴となることを願っています!

記事は以上になります、最後までありがとうございました!

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