カフェウォッカとは?カフェスチルが広げる味や飲み方をご紹介!

本記事の内容

  • カフェウォッカとは?
  • カフェウォッカの味
  • カフェウォッカの飲み方
  • カフェウォッカはこういう人におすすめ!

 
こんにちは、元バーテンダーのひょーがです。
 
日本が代表するニッカウイスキーが手掛けるウォッカで、カフェウォッカというのがあります。
 
カフェスチルという伝統的な蒸留機を使用して作られるウォッカは、ストレートでもカクテルにしてもとても万能なウォッカです。今回は、カフェウォッカの味や魅力などをご紹介いたします。
 

目次

カフェウォッカとは?

ウォッカの画像

ニッカウイスキーの伝統的なカフェスチルを使用して作るウォッカです。カフェウォッカと言っても、コーヒーのカフェでななく、開発者である「イーニアス・カフェ」さんにちなんで付けられました。

カフェスチルとは何?

カフェスチルとは、1830年ごろにイーニアス・カフェ氏により開発された「カフェ式連続式蒸留機」です。カフェ式連続式蒸留機は現在では旧式と言われ、世界に10本あるかないかと言われるほど稀少な蒸留機です。
 
現在、主流になっている連続式蒸留機は、アルコールの精度は高められるが香味成分を失ってしまいます。しかし、カフェ式で作られる蒸留液は原料由来の香りや成分がしっかりと残っているのが特徴です。
 

竹鶴政孝のこだわり

当時日本にカフェ式蒸溜機がやってきたのは1963年。その時ウイスキーの本場スコットランドではカフェ式は古く、新しい連続式蒸留機が開発されていました。(今で言うオワコン状態。)
 
しかし、竹鶴氏はカフェ式の風味を日本でも再現したく、あえてカフェ式にこだわったのです。そして、現在ウイスキーにのみならずウォッカやジンにもカフェ式を適用し高い評価を得ています。
 
そんな、カフェウォッカはどのような味がするのでしょうか?
 

カフェウォッカの味

ショットグラスの画像

カフェウォッカの味は、原料(モルト・コーン)由来の甘みを感じすっきりとした味わいです。個人的にはストレートで味わってから、ソーダやトニック割で飲むのが良いかと思います。
 
カクテルでもなるべくウォッカと、副材料の素材の味を相殺しないようなシンプルなカクテルがマッチするかと。と、思いつつ、もしかしたら複雑なカクテルでも、個性的で独創的な味を出してみるといった、ある挑戦的な用途もあるかもしれません。
 

カフェウォッカの飲み方

ロングカクテルの画像

以下が私がおすすめする飲み方です。
 

  • ストレートで飲む
  • ソーダで割って飲む
  • ウォッカマティーニで飲む

 

1.ストレートで飲む

まずは、冷凍庫で冷やしストレートで飲んでみてください。原料由来の風味が味わえるはずです。ウォッカのストレートには違和感を感じる方もいると思いますが、カフェウォッカは味がはっきりとしているのでストレートでも味わえます。
 

2.ソーダで割って飲む

ソーダで割って飲んでも、風味が残りすっきりカフェウォッカを飲めます。ストレートが苦手でも風味を感じながら飲みたい人におすすめの飲み方です。
 

3.ウォッカマティーニで飲む

シンプルなカクテルのウォッカマティーニでも素材の味を生かしたカクテルが作れます。カクテルツールが必要ですが、ミキシンググラスをお持ちの方はぜひ試してみてください。
 

カフェウォッカはこういう人におすすめ!

ウォッカの画像

結論から言うと、
 

  • 良質な国産ウォッカを飲みたい人
  • ストレートでウォッカを飲みたい
  • ちょっと変わったカクテルを作りたい

 
という方におすすめしたいウォッカです。ウォッカがお好きな方へのプレゼントにも最適かと思います。
 

カフェニッカの画像

  • 度数:40%
  • 生産国:日本
  • 参考価格:¥4,600

 
記事は以上になります。最後までありがとうございました。
  

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