- ラムコークの作り方
- ラムコークを美味しく作る5つのコツ
- ラムコークを作る時におすすめのラム
- ラムを使用した簡単カクテル
- 【番外】ラムコークとキューバリブレの違い
こんにちは、元バーテンダーのひょーがです。
ラムコークというカクテルは、簡単に作ることができ、且つとてもさっぱりして美味しいカクテルです。しかし、一手間加えるだけでその美味しさは増します。
今回は、実際私がバーでラムコークを作る時に気をつけていたことをまとめました。
ご自宅でも簡単にプロの味を再現したい方は、ぜひご覧ください。
ラムコークの作り方
ラムコークの作り方は簡単です。
- ラム:30ml
- コーラ:適量
- カットレモン:1/2
作り方/レシピ
- グラスに氷を入れ、レモンを絞る
- ラムを入れ、コーラを注ぐ
そもそもラムってなんだっけという方は、以下の記事をご覧ください。
>>ラムのおすすめ銘柄16選!種類や飲み方など分かりやすく解説!
ここからさらに美味しく作るコツをご紹介します。簡単に出来るのでぜひ実践してみてください。
ラムコークを美味しく作る5つのコツ
美味しく作るコツは以下の5つです。
- グラスは冷やす
- 氷は市販の氷を使用する
- コーラを注ぐ時は氷を避けて
- ラムは冷やしておく
- ビルドするときは持ち上げる
ご自宅でも簡単にできますね。では、一つづつみていきましょう。
1.グラスは冷やす
カクテルを作る時、グラスは冷凍庫で冷やすと最後までぬるくならずに美味しいラムコークを作ることができます。
しかしながら、ご自宅で冷凍庫に入れるとしても、スペースが無かったり食品の匂いが移ったりといった問題が発生するかと思われます。
ですので、製氷機の氷をグラスに入れて、ビルドしてグラスを冷やしましょう。
ご自宅なら、この方法がベストかと思います。ぜひ実践してみてください。
2.氷は市販の氷を使用する
カクテル作りでは、氷はとても重要な材料です。
ご自宅の勝手に氷くんとかでしたら、雑味が入ったり、溶けやすかったりするのであまりおすすめはしません。
スーパーなどに売っている市販の氷を使用しましょう。
3.コーラを注ぐ時は氷を避けて
コーラを注ぐ時は、必ず氷は避けて注ぐようにしましょう。
ラムコークの美味しさは炭酸のシュワシュワ感がとても大切です。
氷にコーラが当たると炭酸が弾けてしまい、シュワシュワ感が半減します。
ですので、コーラを注ぐ際は、氷を避けて注ぐようにしましょう。
4.ラムは冷やしておく
ラムは冷凍庫で冷やしておきましょう。
そうすることで、最後まで水っぽくならずにラムコークを飲むことができます。
5.ビルドするときは持ち上げる
ビルドとは混ぜるという意味なのですが、カシャカシャ混ぜるのは、NGです。
ビルドするときは、氷を2,3回持ち上げれば混ざります。
混ぜすぎると、炭酸が消えるのでシュワシュワ感が半減してしまうのでご注意を・・・
そんなラムコークですが、使用するラムでも味が変わってきます。今回は種類別にラムコークに合うラムをご紹介します。
ラムコークを作る時におすすめのラム
ラムの種類は主に風味による分類、色による分類があるのですが、分かりやすく色による分類を軸にご紹介します。
- ホワイトラム:通常のラムコーク
- ゴールドラム:ちょっと甘みがあるラムコーク
- ダークラム:甘みと深みを兼ね備えたラムコーク
ラムコークにおすすめのおすすめホワイトラム
バカルディ・スペリオール
バカルディはキューバに置く、世界最大のラムブランドです。バーテンダーからも長年愛されているメーカ。カクテルのベースにもってこいのホワイトラムでクリアな味が特徴的。標準的なラムコークを作ることができます。
- 種類:ホワイトラム
- 度数:40度
- 参考価格:¥1,535
ラムコークにおすすめのゴールドラム
キャプテン・モルガン スパイストラム
トロピカルな香りにバニラやアプリコットを連想させる、プエルトリコ産のゴールドラムです。ボトルに描かれているのはイギリスの船長「ヘンリー・モーガン」。バニラのような甘みがあり、ラムコークにも合うラムです。
- 種類:ゴールド・ラム
- 度数:35%
- 参考価格:¥2,000
ラムコークにおすすめのダークラム
パンぺロ アニバサリオ
ベネズエラ産のダークラムです。1997年にはワールド・スピリッツ・チャンピオンシップでトップの評価を得ており、アメリカンオーク樽で熟成した高級ラムです。上品な甘さとスパイシー感が特徴的。濃厚なラムコークを作るのに最適です。ロックやストレートでも楽しめます。
- 種類:ダーク・ラム
- 度数:40%
- 参考価格:¥3,000
ぜひご自身にあったラムをお選びください。
さらに、ラムがあるならラムコーク以外のカクテルもいかがでしょうか?ご自宅でも簡単に作れるカクテルをご紹介します。
ラムを使用した簡単カクテル
1.キューバン・スクリュー
ラムとオレンジジュースを使用したカクテル。オレンジの爽やかさとラムの甘さがマッチしたカクテルです。フレッシュオレンジを使用すれば美味しさも上がることでしょう。
- ラム:30ml
- オレンジジュース:適量
作り方/レシピ
- グラスに氷を入れ、ラムを入れる
- オレンジジュースを入れ完成
2.ラムトニック
ラムとトニックウォーターを使用したカクテル。さっぱりとしてラム初心者でも飲みやすい飲み口です。ラムコークがお好きな方はぜひ飲んでもらいたいカクテル。
- ラム:30ml
- トニックウォーター:適量
- カットライム:1/6
作り方/レシピ
- グラスに氷を入れ、ラムを注ぐ
- トニックウォーターを入れ、完成
3.ラムバック
ラムバックとは、ラムとジンジャーエールを使用したカクテルです。さっぱりとラムの香りも上がって美味しく飲むことができます。ジンジャーエールは辛口と甘口がありますが、喉越しを優先したいのであれば辛口、甘さを優先したいのであれば、甘口といった具合で選んでみてください。
- ラム:30ml
- ジンジャーエール:適量
作り方/レシピ
- グラスに氷を入れ、ラムを注ぐ
- ジンジャーエールを注ぎ完成
4.モヒート
モヒートはラムを代表するカクテルです。ミントの葉を用意したり、マッシャーを用意したりと準備が多いカクテルですが、飲んだら爽快気分も上がります。この機会にぜひ試してみてください。
- ラム:30ml
- 炭酸:適量
- 砂糖:2tsp
- ミントの葉:5-10枚
- クラッシュアイス
作り方/レシピ
- グラスにミントの葉を入れ、ラムと炭酸を30mlほど注ぐ
- シロップも加え、マッシャーでミントを潰す
- クラッシュアイスを入れ、炭酸で満たす
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
>>モヒートとはどんなカクテル?本場のレシピ・作り方を紹介!
【番外】ラムコークとキューバリブレの違い
ラムとコーラを使用したカクテルでキューバリブレというカクテルがあります。では、ラムコークとキューバリブレの違いはなんでしょうか?
キューバリブレの大きな点は、
- ライムを使用する
- キューバ産ホワイトラムのみを使用する
ということです。
キューバリブレはホワイトラムを使用するという縛りがあるのです。そして、ライムも使用します。
元々、自由のキューバという意味で、1902年にスペインから独立した時の民族闘争での合言葉「Viva Cuba Libre(自由キューバ万歳!)」からきています。
ですので、ラムもキューバ産のラムを使用するのは言わずともですね!
終わりに
今回は、ラムコークをご紹介しました。ちょっと手を加えるだけで美味しいカクテルに返信するので、ぜひ実践してみてください。