マンハッタンというカクテルご存知ですか?
本日は、カクテルの女王と言われる、名高いカクテル、マンハッタンについて解説していきます!
カクテル名:マンハッタン
カクテルのスタイル | ショートスタイル |
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ベース | アメリカンウイスキー |
テイスト | キリッとしたアルコールの中に優しい甘さを感じるアルコール度数高めなカクテル |
アルコール度数 | 25%〜30% |
マンハッタンの作り方
マンハッタンの材料
材料は以下の通り
- ライウイスキー・もしくはバーボンウイスキー:45ml
- スイートベルモット:15ml
- アンゴスチュラビターズ:1dsash
材料1:ライウイスキー
ライウイスキーとは、ライ麦を原料としたウイスキーです。
ほろ苦く、スパイシーを感じるのが特徴的。
オールド・オーバー・ホルトをベースとしているバーが多いです。
バーボンやカナディアンウイスキーで代用して大丈夫です!
スコッチウイスキーを使用すると、「ロブロイ」といった少し違ったカクテルになるので、注意!
材料2:スイートベルモット
スイートベルモットとは、白ワインをベースにニガヨモギなどのスパイスを加えたフレーバードワインです。
詳しくは、以下の記事に書いてあるので、興味ある方はみてください!
銘柄により、味や完成も違ってきますが、初めはオーソドックスな、「チンザノ」を使用するといいでしょう!
材料3:アンゴスチュラビターズ
アンゴスチュラビターズとは、苦味のあるビターズでカクテルを作るときの隠し味として使われます。
一滴や二滴垂らしただけでも、風味が変わる魔法のビターズ。
作り方・手順
- ミキシンググラスに氷を入れる
- ビターズ・ウイスキー・スイートベルモットを入れる
- バースプーンでステアする
- カクテルグラスに注ぐ
- チェリーを添える
- レモンピールを絞る
※ビターズを先に入れると氷にビターズが溶け、より混ざりやすくなります
マンハッタンの由来
マンハッタンの由来は、ニューヨークの「マンハッタン・クラブ」。
1867年、アメリカ大統領候補者のパーティで、ウイスキーとスイートベルモットをステアしたカクテルが提供されたとこからマンハッタンと名前がつけられたと言われています。
英国首相チャーチルの母親がマンハッタンの発明に関与していると言われています。
そういえば、「チャーチル」というカクテルがあるの、ご存知ですか?
レシピは以下の通り。
- スコッチウイスキー:30ml
- スイートベルモット:10ml
- ホワイトキュラソー:10ml
- レモンジュース:10ml
シェークし、カクテルグラスに注ぐ。
どことなく、材料がマンハッタンににていますね!
チャーチルは、大のマティーニ好きとして有名です。
マティーニは、カクテルの王様とも呼ばれています!
うーん、華麗なる一族という感じが。。。
ちなみに、このカクテルはマリリンモンロー主演の「お熱いのがお好き」という映画のワンシーンに出て、一躍有名になりました。
「お熱いのがお好き」の舞台は、禁酒時代のシカゴ。
当時の様子が伺える映画かもしれません!
禁酒法については、以下の記事に書いているので、気になる方はみてください!
マンハッタンのバリエーション
そんなマンハッタンですが、バリエーションがいくつかあります!
マンハッタン(No.1)
マラスキーノ・ドライベルモットが入ったバージョン。
ステアでなくシェークで仕上げることで、材料がより混ざり合い、美しいハーモニーを奏でる。
- ライウイスキー:30ml
- ドライベルモット:20ml
- スイートベルモット:20ml
- アンゴスチュラビターズ:3dash
- マラスキーノ:2dash
シェークし、クラレット・グラスに注ぐ。レモンスライスを入れ、角氷を2つ入れる。
マンハッタン(No.2)
基本的な材料は変わらないですが、使用する銘柄が指定されます。
カナダで作られる、「カナディアンウイスキー」とイタリアの赤ワイン、「バローロ」のスイートベルモット。
- カナディアン・ウイスキー:45ml
- バローロ・スイートベルモット:15
dash - アンゴスチュラビターズ:1dash
シェークし、カクテルグラスに注ぐ。チェリーを添える。
マンハッタン(ドライ)
ドライベルモットを入れたバージョン。通常のマンハッタンより辛口。
- ライウイスキ・もしくはカナディアンウイスキー:30ml
- ドライベルモット:15ml
- スイートベルモット:15ml
ステアし、カクテルグラスに注ぐ。
おわりに
今回は、カクテルの女王のマンハッタンをご紹介させていただきました!
深く暖かみを感じる繊細なカクテルなので、試してみてはいかがでしょうか?
カクテルの王様については、以下の記事に書いています!