カミカゼってどんなカクテル?味や美味く作る3つのコツをご紹介!

カミカゼ・・・といえば神風特攻隊をイメージする方は少なくないかなと思います。

こんにちは、元バーテンダーのひょーがです。今回は名前の通りちょっと危険なカクテル「カミカゼ」の味や度数、美味しく作る3つのコツをこっそりご紹介いたします。コツを掴めばどんなカクテルでも応用は効いたりするので、ぜひ最後までご覧くださいませ!

カクテル名:カミカゼ

カクテルのスタイル ロックスタイル
ベース ウォッカ
テイスト さっぱり
アルコール度数 25〜30%
目次

カミカゼの作り方

カクテルの画像

カミカゼはシェークという技法で作ります。使用するシェーカーはスリーピース・ツーピースどちらでも構いません。スリーピースと言うのはパーツが3つあるシェーカー。ツーピースはパーツが2つあるシェーカーのことです。

もしシェーカーがない場合は、ビルドしても作れますが味はちょっと落ちます。。シェーカーを用意するのをおすすめします!

材料

  • ウォッカ:30ml
  • ホワイトキュラソー:15ml
  • ライムジュース:15ml
  • 市販のロック氷
  • ロックグラス

※カミカゼはあまり分量が定まってなく店によってレシピが異なります。上記ご紹介した分量は基本的な分量です。甘く仕上げたい方はホワイトキュラソーを多くしたり、辛口に仕上げたい方はウォッカを多めにするなど適宜調整してみてください。

作り方/レシピ

  1. シェーカーにウォッカ・ホワイトキュラソー・ライムジュースを入れる
  2. その後、ロック氷をシェーカーに入れシェークする
  3. ロックグラスに液体を注ぐ
  4. シェーカーに入っている氷をロックグラスにいれる

シェークのコツなどは以下の記事にてご紹介しているので興味がある方はみてください!

カミカゼを美味しく作る3つのコツ

バーテンダーの画像
作り方が分かったら次は、美味しく作る3つのコツをご紹介します。一手間加えるだけで美味しくなるので、余裕があればカミカゼを作る際にぜひ実践してみてください!

1.シェークした氷を使用する

液体と一緒にシェークした氷をロックグラスに入れてみましょう。と言うのもシェークしている時に氷が砕けるので、水っぽくならなかったり、氷の消費量も減らせるので控えめに言ってメリットしかありません。

(氷は角があるほど溶けやすくなるのです。)

2.ライムを絞る

1/8カットしたライムを絞って入れてみましょう。香りが立ちさらに美味しく味わうことができます。ホワイトキュラソーと柑橘系ってとっても相性が良いんですよ。

3.ビターズを垂らしてみる

好みにもよるかと思いますが、アンゴスチュラビターズを垂らしてみましょう。アンゴスチュラビターズとは、苦味があるビターズ。カクテルのアクセントとしてよく使われたりします。風邪予防にも最適です!
アンゴスチュラビターズの画像

カミカゼの味や度数

ウォッカの画像

カミカゼの味

カミカゼの味は結構さっぱりしていて、ポカリスエットに近い味わいがあります。ベースが無味無臭のウォッカ、それとオレンジ風味のリキュール、味を引き締めるライムが良い融合をしていると個人的に思います。お酒の分量でも味が変わってくるので、ご自身でお好みの味を探すのも楽しいかもしれませんね。

カミカゼ度数

カミカゼの度数は分量にもよりますが、おおよそ25%〜30%ほどです。カクテルの中では比較的高めの度数です。なので飲みすぎには注意を。。かく言う私はこのカミカゼで何度やられたことか・・・
飲みやすいがゆえ、必要以上に飲んでしまうのがカミカゼですね。。まさに特攻隊。。

カミカゼの由来

カミカゼの由来は冒頭でもチラッと記載した通り、「神風特攻隊」からきています。しかしながら、日本生まれのカクテルではなくアメリカ発祥のカクテルなのです。キリッとしたキレのある味わいが太平洋戦争で活躍した神風特攻隊を連想させるからと言った由来があります。我々日本人からすれば、思入れのあるカクテルですね。どの国のバーへ行っても大体カミカゼは作ってもらえます。それほど知名度が高いカクテルです。

終わりに

カミカゼは名前の通りキレがあり、ゴクゴク飲めるカクテルですので、飲み過ぎには注意してください。だけど美味しいから飲んじゃうんですよね・・笑

ちなみに海外(アジア)の屋台で飲むカミカゼは、かなり酔います。。私はそのせいで目が覚めたらフライト時刻で飛行機に乗り遅れました。場所によってはカミカゼはヤバイカクテルなので、飲む際は気をつけてください!

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