カクテル名には色んな意味や思いがあります。グラスホッパーは日本語で「バッタ」と言う意味です。が・・・バッタって虫・・?ちょっと栄養はありそうだけど、抵抗もあるな・・・と思うじゃないですか?
しかしながら、こんなにカクテル名と味にギャップがあるカクテルはないのでは?というくらいの味わいなのです。今回はグラスホッパーの味や美味しい作り方をご紹介します。
グラスホッパーとは?
冒頭にも記した通り、グラスホッパーは日本語で「バッタ」と言う意味です。ホワイトグリーンの淡い色合いがバッタの色と類似していることが由来とされています。
グラスホッパーの味
グラスホッパーはよく「チョコミント」の味がすると言われています。バッタなのにチョコミント?その理由は使用するお酒にあります。
- グリーンミントリキュール:20ml
- ホワイトカカオリキュール:20ml
- 生クリーム:20ml
ミント+チョコ+生クリーム
これは大人のチョコミントですね・・・クリーミーだがさっぱりとした味わいは、女性はもちろん男性からの指示も高いカクテルです。
デザート感覚でお酒を楽しむことができます。
グラスホッパーの度数
アルコール度数は20%ほど。ショートカクテルの中では通常ほどの度数ですね。ただ、かなり飲みやすいですが”普通”に酔うのでペース配分には注意です。
昔と今とでは作り方が違う
現在の作り方はシェークしてショートグラス(逆三角形)のグラスに注ぎますが、昔の作り方はプースカフェスタイル(ショットグラスに層を作るスタイル)が主流でした。プースカフェスタイルは見た目が大切でいかに綺麗に層を作るかが重要になってきます。
現在主流になっているシェークの技法では、お酒を冷やす+生クリームをフワフワさせる役割があり、より美味しく飲めることでしょう。
グラスホッパーの作り方・レシピ
- グリーンミントリキュール:20ml
- ホワイトカカオリキュール:20ml
- 生クリーム:20ml
シェークしてカクテルグラスに注ぐ。
グラスホッパーを作る時のポイントを2つご紹介!
グラスホッパーは材料とシェーカがあればおうちでも作ることができます。グラスポッパーを作る時のポイントを2つご紹介します。
1.生クリームは少しホイップする
生クリームは少しホイップするとふわふわとした仕上がりになります。ホイップの手間を入れることで完成が変わってくるのでぜひ試してみてください!
2.シェークはしっかりと
実は生クリームを使用するカクテルを作るのは難しいのです。その理由がシェークです。生クリームは他の材料と混ざりにくいのでしっかり混ぜる必要があります。しかしシェークを長くすればいいというわけでもなく、長すぎたら逆に水っぽくなってしまいます。なのでいかに最短時間でしっかり混ぜるというのを意識してシェークをすることが大切です。
その他、基本的はシェークのポイントは以下の記事似てご紹介しているので、興味がある方はチェックしてみて下さい!
シェーカーの使い方
グラスホッパーに似たカクテル
グラスホッパーはチョコミントのようなカクテルですが、生クリームを使用した似たようなカクテルもたくさんあります。グラスホッパーに似たカクテルをご紹介します。
アレキサンダー
アレキサンダーとは、ブランデーを使用したチョコ系カクテル。アルコールを感じつつもクリーミーなチョコをしっかり味わえるカクテル。ブランデーとチョコは非常に相性が良いので是非!
- ブランデー:20ml
- ブラウンカカオリキュール:20ml
- 生クリーム:20ml
シェークしカクテルグラスに注ぐ。
アレキサンダーとは?
ゴールデンキャデラック
キラキラしたカクテル名のゴールデンキャデラックは、ガリアーノというハーブやバニラを原料にしたリキュールを使用し作られます。その名の通り、飲むと口に広がる豪華な味わいが特徴的。
- ガリアーノ:20ml
- ホワイトカカオリキュール:20ml
- 生クリーム:20ml
コーヒーグラスホッパー
グラスホッパーのレシピからホワイトカカオリキュールをコーヒーリキュールに変えたカクテル。コーヒーがお好きな方はどうぞ。
- グリーンミントリキュール:20ml
- コーヒーリキュール:20ml
- 生クリーム:20ml
カウボーイ
アメリカンウイスキー”バーボン”を使用したカクテルです。バーボンと生クリームという絶妙な組み合わせはしっかりアルコールを感じつつもクリーミーな味わいとなっています。
- バーボンウイスキー:45ml
- 生クリーム:15ml
終わりに
グラスホッパーをご紹介させていただきました。ゴクゴク飲めるがアルコール度数はちゃんとあるので注意しながらグラスホッパーを楽しんで下さい!