こんにちは、元バーテンダーのひょーがです!
今回は「ドランブイ」という秘蔵のリキュールをご紹介していきます!
- ドランブイを買うか迷っている
- ドランブイを使用したカクテルが知りたい
など、該当する方は参考までにご覧ください!
ドランブイの味や度数

ドランブイはスコットランドで作られるお酒で、ハーブ系リキュールに属されます。
ハーブ系リキュールは歴史が長いリキュールが多く、ドランブイもその中の一つです。

後ほど、ドランブイの面白い歴史をご紹介していきます!
ドランブイの味
ドランブイの味はハーブが効いた濃厚な甘さがあり、香りは蜂蜜のような香りがあります。
その味の秘密は、15年熟成を超えるスコットランドハイランド産モルトウイスキーを中心に40種類以上のスコッチをブレンド、ヒースの花のエキス・花の密、ハーブなどを配合して作られます。
ウイスキーがお好きな方はご存知かもしれませんが、スコットランドは世界5大ウイスキーに入り、その中でもトップの生産を誇るウイスキー大国です。



スコットランドの中でもハイランド地方で作られるウイスキーは、「モルト・ウイスキー」の発祥の地とも言われていますね!
ドランブイはどういう意味?
ドランブイはゲール語で「飲む(ドラン)」と「満足な(ブイ)」を合わせた言葉で、「満足すべきもの」といった意味があります。
その意味通り満足でき、疲れを癒すお酒かとも個人的に思います!
これから飲む方は味以外でも、どれだけ癒されるか期待ですね!!
ドランブイの度数
ドランブイの度数は40%でリキュールの中では高めの度数です。
割って飲むのにはちょうど良いかもしれませんが、度数が高いのでストレートで飲む際はチェイサーも用意するのをおすすめします!
ドランブイはこんな人におすすめ!
まとめると、ドランブイはこんな人におすすめのリキュールです!
- ウイスキーを飲むのが好き
- 甘いお酒を飲むのが好き
- カクテルを作るのが好き
ドランブイは甘くウイスキーと相性が良く、カクテルの材料としても優秀なリキュールです!



普段のウイスキーを少し変えて飲んでみたり、甘いお酒が好きという方はぜひお試しください!


お次に、ドランブイのおすすめの飲み方をご紹介していきます!
ドランブイの飲み方


1.ドランブイをストレートで飲む
お酒が強い方は初めはぜひストレートでドランブイを飲んでいただきたいです。
ただ、度数が高いので飲む際はチェイサーも用意することをおすすめします。
その際チェイサーには水でなくソーダがおすすめです。
というのも、濃厚で甘い味わいなので、ソーダを飲むことで口がすっきりし、より後味が美味しくドランブイを味わうことができます。
初めてドランブイを飲む方はぜひお試しください!
2.ドランブイをロックで飲む
氷を入れると、香りがより引き立ち香りを楽しみながらドランブイを飲むことができます。
より香りを楽しみたい人におすすめの飲み方です!



ただ、甘めが嫌だという方は少し苦手かもしれません・・・!
3.ドランブイをカクテルで飲む
ドランブイはカクテルでも活躍します。
ドランブイを使用したカクテルで有名なのは、スコッチウイスキーと混ぜた「ラスティネイル」。
それ以外でもあるので後にご紹介します!
4.ドランブイをソーダで飲む
ドランブイはソーダ割で飲むこともおすすめです。
食後や寝酒にレモンを絞ってさっぱりと飲めば疲れも取れるかもしれませんね!
さっぱり系な味わいが好きな方におすすめです!



お次にドランブイの歴史をご紹介していきます。
面白い歴史があるのでぜひご覧ください!
ドランブイの歴史・作り方


ドランブイの歴史
1745年スコットランドの英雄「チャールズ・エドワード・スチュワート」は政府軍に敗れ、スコットランドのスカイ島にあるマッキノン家にかくまわれます。
その時、チャールズには30000ポンド(約400万円)の賞金がかけられていましたが、チャールズを匿っているマッキノン家は、チャールズを売って賞金をもらうことなくフランスへ移送させることに成功しました。
そのお礼にチャールズは秘酒である「ドランブイ」を伝えました。
その後、約150年の時間を経て1906年にドランブイが商品化され、今に至るのです!
そのため、ボトルのラベルには「王子の贈り物を忘れない」と記載されています。
面白いですよね・・・!ぜひ探してみてください!
ドランブイの作り方
ドランブイの製造は公開されていなく、秘蔵とされています。
原料も秘蔵とされていますがサントリーの公式ページでは以下が記載されています。
スパイスは、極めて貴重なものだけが使用されています。
たとえば多くの人が主な原料であると推察している「サフラン」。
医療特性や鎮痛作用特性があるとして有名なだけでなく、ドランブイの液体の豊かな黄金色をもたらしているのはこのサフランだと言われています。
サフランとはハーブ系リキュールに良く使用されるスパイスで、婦人の血の道の薬と古くから知られています。疲れを癒す秘密はこのサフランにあるかもしれませんね・・・!
最後に、ドランブイで作れるカクテルをいくつかご紹介していきます。
個人的にドランブイはカクテルに使用されることが多いお酒かなぁと思います。ぜひ作れるカクテルがあれば作ってみてください!
ドランブイで作れるカクテル


1.ラスティ・ネイル
ラスティ・ネイルはドランブイを代表するカクテルかと思います。
スコッチウイスキーとドランブイを合わせたカクテルで、少しアルコール度数は高めですが、甘めのスコッチウイスキーのような感じで楽しめます。
どのスコッチウイスキーを使用するかを考えるのも面白いですね♪
材料
- スコッチウイスキー:45ml
- ドランブイ:15ml
- 市販のロック氷
- ロックグラス
作り方/レシピ
- グラスに氷を入れる
- スコッチウイスキーを入れる
- ドランブイを入れる
2.ゴールド・ラッシュ
ゴールド・ラッシュは、オレンジジュースを使用したショートカクテルです。
ドランブイはオレンジジュースとも相性が良く、オレンジのちょっと変わった味わいを楽しむことができるカクテルです。
材料
- ドランブイ:15ml
- オレンジジュース:40ml
- シェーカー
- カクテルグラス
作り方/レシピ
- シェーカーに材料を入れ、カクテルグラスに注ぐ
3.セント・アンドリュース
セント・アンドリュースは、ウイスキーとオレンジジュースを使用したショートカクテルフルーティで、バランスのとれたカクテルです。
材料
- ドランブイ:20ml
- ウイスキー:20ml
- オレンジジュース:20ml
- シェーカー
- カクテルグラス
作り方/レシピ
- シェーカーに材料を入れ、カクテルグラスに注ぐ
4.ドランブイ・トニック
ドランブイ・トニックは、トニックウォーターで割ったカクテルです。
甘サッパリ飲め、ソーダ割りより味があるカクテルです。トニックウォーターがある方はぜひ試してみてください!
材料
- ドランブイ:30ml
- トニックウォーター:適量
- コリンズグラス
作り方/レシピ
- グラスに氷を入れる
- ドランブイを入れ、トニックウォーターを入れて完成!



トニックウォーターはスーパーではあまり置いてないので、ネットで買うのが無難ですね!




終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回はスコットランドに愛されているお酒、ドランブイをご紹介しました。
当時の王子チャールズとマッキノン家の友情が分かるリキュールですね・・!ドランブイはこんな人におすすめしたいリキュールです。


記事は以上になります、最後までありがとうございました!



