アレキサンダーってどんなカクテル?元バーテンダーがわかりやすく解説!

猫
アレキサンダーってどんなカクテル?どうやって作るのかな・・?

アレキサンダーというカクテルご存知ですか?ブランデー・生クリーム・ホワイトカカオリキュールを使用した甘くデザートみたいなショートカクテルです。今回は、アレキサンダーの歴史から美味しく作るポイントを3つご紹介します^^

目次

アレキサンダーとは?

カクテルの画像

アレキサンダーの由来

アレキサンダーの由来は諸説ありますが一番有力なのが、1863年イギリス皇太子とデンマークのアレクサンドラ王女の結婚式にの祝いの際に提供されたというのが由来とされています。ちなみにアレキサンダー(アレクサンドラ)は現在では男性の名称に使われることが多いですが、フランスでは女性の名称で呼ばれるらしいです。

アレキサンダーの味や度数

アレキサンダーの味はチョコレートクリームのような甘い味わいです。ベースはブランデーを使用するので、寝酒や最後の1杯にとっておきのカクテル。度数も21%〜25%でショートカクテルでは普通の度数です。とはいえ、ショートカクテルなので飲み過ぎには注意です。
 
ショートカクテルって?という方は以下の記事をご覧ください!

 
ちなみに1963年に公開された「酒と薔薇の日々」という映画には、旦那が妻にアレキサンダー勧めどんどんお酒に溺れていく妻の様子が描いています。美味しい・飲みやすいからと行って飲み過ぎは注意ですね・・汗

アレキサンダーの作り方

カクテルを作ってる画像

ショートカクテルなので、シェーカーに材料を入れてシェークします!

材料

  • ブランデー:30ml
  • ホワイトカカオリキュール:15ml
  • 生クリーム:15ml
  • ナツメグ:少量

上記がレシピなのですが、もっと濃厚に仕上げたい場合は分量を少し変えましょう!

  • ブランデー:20ml
  • ホワイトカカオリキュール:20ml
  • 生クリーム:20ml
  • ナツメグ:少量

 
作り方

  • シェーカーに材料を入れる
  • 氷を入れてシェークする
  • カクテルグラスに注ぐ
  • ナツメグをすりおろす

アレキサンダーを作る際のポイント

アレキサンダーを作る時のポイントを2つご紹介します!

1.生クリームは少しホイップする

生クリームは少しホイップするとふわふわとした仕上がりになります。ホイップの手間を入れることで完成が変わってくるのでぜひ試してみてください!

2.シェークはしっかりと

実は生クリームを使用するカクテルを作るのは難しいのです。その理由がシェークです。生クリームは他の材料と混ざりにくいのでしっかり混ぜる必要があります。しかしシェークを長くすればいいというわけでもなく、長すぎたら逆に水っぽくなってしまいます。なのでいかに最短時間でしっかり混ぜるというのを意識してシェークをすることが大切です。

3.ナグメグが苦手だったら・・

仕上げにナツメグをかけるのですが、なければカカオパウダーで代用しても大丈夫です!

アレキサンダーの類似カクテル

ブランデーのカクテルは他にもたくさんあります。アレキサンダーと似たようなカクテル・ブランデーベースのカクテルいかがでしょうか?

1.アレキサンダーズシスター

クリームカクテルの画像

生クリームとミントリキュールを使用した口当たりさっぱりのショートカクテルです。グラスホッパーが好きな人は合うかもしれません。

材料

  • ジン:30ml
  • グリーンミントリキュール:15ml
  • 生クリーム:15ml

2.フレンチコレクション

ロックグラスの画像

ブランデーとアマレットというあんずのリキュールを混ぜたロックスタイルのカクテルです。甘いお味が好きな人におすすめ。

材料

  • ブランデー:45ml
  • アマレットリキュール:15ml

3.サイドカー

ショートカクテルの画像

ブランデーベースのカクテルが好きな方は必ず飲んでもらいたいカクテル!甘さっぱりとして深い味わいのカクテルです。ベースを変えるとバラライカ・ホワイトレディというカクテルになります。

材料

  • ブランデー:30ml
  • コアントロー:15ml
  • レモン:15ml

アレキサンダーはデザートみたいなカクテル

アレキサンダーというカクテルをご紹介しました。チョコレートが好きな人はもちろん、ブランデーが好きな人にもぜひ飲んでもらいたいカクテルですね。合わせて以下の記事もどうぞっ!

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