バーテンダーの仕事内容!資格って必要?元バーテンダーが徹底解説!

元バーテンダーのひょうがです。
今回は、これからバーテンダーになりたい人に向けて、元バーテンダーの私がバーテンダーの仕事内容・どうやってバーテンダーになれるかなどを説明していきます!

いろんなことを赤裸々に記載していくので、バーテンダーの生活が分かると思います!

目次

バーテンダーだった私の経歴

まずは、私の経歴から紹介させていただきます!

高校卒業後、約5年間バーテンダーをしていました。
当時は、様々なお店で働かせていただきバーテンダーとしてのスキルアップをしつつ、カクテルコンペティションへ参加し特別賞をもらったりもしていました。

高校在学中にバーテンダーの専門学校があると聞きましたが、お金がなくていきませんでした!笑

実際に専門学校に通わなくても、バーテンダーになれるし、何せ実践と経験の世界なのでまずはお店で働くことがバーテンダーとしての成長を加速すると思います!

通常営業時の当時の1日はこんな感じです!

バーテンダーの1日

16:00-出勤・掃除・仕込み
18:00-開店
24:00-休憩
01:00-休憩終了
03:00-営業終了・練習
05:00-帰宅
06:00-就寝
10:00-起床ー自由時間
15:00-家出る

お店により、出勤時間や就業時間などは変わってきますが、基本的には昼夜逆転生活です。
私はそれほど辛くはなかったです。

睡眠時間は短いのですが、これは単純に外が明るいので、すぐ起きてしまいました笑

バーテンダーの仕事内容

お店での仕事内容はざっと主な通り

  • 接客
  • お酒を作る
  • 掃除・仕込み

接客

バーテンダーはカクテルなどお酒を作ることがメインだと思いますが、接客も大切な部分です。

”お客様はお店ではなく人につく” と言われていたことがありお客様はお酒を飲むというよりかは、お話に来たりする場合もあるのです。

もちろん、美味しいお酒やカクテルを飲みに来ている方もいますが!

美味しいお酒を作れるのは前提の前提なのです。

カウンターに立ったらプロ意識を持ち細かい部分に気づいたり、会話に花を咲かせたりしなければいけません。

お酒を作る

オーダーを頂いたカクテルを作ります!

よくドラマや映画でバーテンダーがシェーカーをシェークしていたりするシーン、見たことないですか?

それです!

実は、かなり奥が深く練習しなければ美味しいカクテルは作れません・・・!

いろんなテクニックがあったり、ロジックがあったりします。

また人によりシェークの仕方が違うので、自分なりのシェークを見つけたり。
ハズレはありますが、正解は無いって感じです。

技術職なので、正に職人さんですね。

掃除・仕込み

お客様をおもてなしするには、お店はいつでも綺麗でなくてはいけません!
また、衛生もお店として大切なので掃除はかなり丁寧に行います。

大体退勤前に椅子を全て上にあげ、出勤したらまずは掃除をします。

その後、おしぼりなどの仕込みをします。

また、営業終了後ビール洗浄も毎日行います!

ビールがたくさんあるバーは大変ですね汗

掃除はお店の印象をイメージづける為にも大事なことなのです。

バーテンダーについてイメージ出来てきたでしょうか!?

バーテンダーって資格って必要?

結論から言いますと、資格は不要です!
バーテンダーになりたければ、お酒やカクテルを勉強してお店で働けばバーテンダーになります。

ただ、お酒に関する資格は取っておいて損はありません。
というのも、お客様にお酒を出すときに説得力が増したりするからです!

主な資格な資格は以下の通りです。

  • NBA:バーテンダーの認定試験
  • ウイスキーコニサー:ウイスキーの資格
  • ワインエキスパート:ワインの資格
  • テキーラマエストロ:テキーラの資格

ワイン専門のバーやウイスキー専門のバーなどもあると思うのでご自身が興味あるお酒の資格は取って見てもいいと思います!

バーテンダーの給料

さてさてみなさん気になるお金の部分です。

駆け出しのバーテンダーは安賃金です。
またアルバイトでしたら保険などもないので、自分で入らなければいけません!

お金を頂きながら勉強させて頂いているスタンスであれば辛くは無いでしょう。

また、安定しているのはホテルのバーテンダーです。
ホテル勤務なので、サラリーマンと同じような待遇は受けれるかと思います。
ただ、ある程度実績や経験が無いと行けないと思います!

バーテンダーの大半は自分のお店を持ちたいという計画を立てているので、独立したらあとはその人次第です!

繁盛しているお店はかなり稼いでいるかも!?

バーテンダーになるにはこれを勉強しておいたほうがいい

未経験の方が勉強しておいたほうがいいのは、当然ですがお酒の知識です!

接客や細かな技術は、お店に入り実践して行けばいいと思います!

まずは本を読み漁るところからです!

また、余裕があれば自分で練習用シェーカーやミキシンググラスも用意しておいたほうがいいですね。

バーテンダーになって思ったこと

仕事はきついです。。
カッコいいイメージはありますが、カクテルの種類を覚えなければアシスタントも出来ないし、悪酔いしたお客様の対応もするので、かなりの神経を使います。
かなりの回数泣きました笑、メンヘラかってくらい泣きました。笑

職人の世界なので、接客技術・カクテルの創作技術をどうやって上げるかの試行錯誤の毎日です。

私自身バーテンダーが嫌になって辞めた訳では無いし、バーテンダーの方はやはり尊敬しますね。。

5年間と短い時間でしたが、やって良かったと心から思います!
話すスキルの向上は社会ではどこに出ても通用すると思うので!

ちなみに私が5年の間何をしていたかというと、以下の通りです。※上から優先度高

  • お酒の勉強
  • 技術の向上・改良
  • コンペティション活動
  • 他のお店での勉強

お酒の勉強

カクテルを作る為にお酒や、スピリッツを毎日勉強していました。

暗記が得意な人はいいですね!

また、ウイスキーが結構な本数置いているお店は、ウイスキーの勉強もしていました。

ちょっと試飲して、こういうウイスキーが好きな人には、これ提案してみようなど。

技術の向上・改良

カクテルを作る練習です!
お水をお酒と見立て練習し、シェークしたりステアしたり、体に染み込ませていました。

腕に錘をつけてシェーカーを振った時期もあります笑
そのため、腕は太めです!!!!

味に違いが出るので、かなりやり込まないと行けません。。

コンペティション活動

カクテルコンペティションという大会があります。
オリジナルカクテルを作り、技術・味・見た目などを競う大会です。

↓当時の私です。笑

https://www.youtube.com/watch?v=CGefNAkdNJo&t=8s

大会の経験のいいところは、横の繋がりや人脈が出来ることです!
一緒に大会に出ているライバルさんも普段違うバーで働いていたり、そこで業界の最新情報を入手したりとか出来ますね。

他のお店での勉強

技術向上のお話に繋がるのですが、自分のカクテルが美味しい不味いの判断は、他のバーテンダーさんが作ったカクテルを飲まなければ味の基準というものが分かりませんよね?
なので、私はかなりの数、バーへ行きました!

ゴリゴリの現役時代は月2万5千円は確実に使っていましたね。。
1人で行って1件8,000円2件はしご×月2くらいです。なんだかんだ結構お会計行っちゃうんですよね〜!

練習で作るカクテル(ホワイトレディというカクテル)を毎回どのお店に行っても注文して、作り方を凝視したりしていました!
舌を肥すため、ある程度お金も必要です!涙

さいごに

バーテンダーは辛い反面、とてもいい仕事だと思います!
何がいいかと言うと、

  • 色んな人を知ったり、会話が出来る
  • 技術があれば、どのお店に行っても通用する
  • 非日常を提供できる面白さ
  • お酒を飲みながら仕事が出来る

好きなことを仕事にしたいと思っている私には、天職でした!
(今もそうよ!!!!!!)
最後まで閲覧、ありがとうございました!

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